日本相撲協会

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過去の展示 - 平成18年

第3回 新収資料展

展示期間 平成18年(2006)10月24日(火)~12月15日(金)

第3回 新収資料展

 相撲博物館では、毎年多くのみなさまから相撲に関する資料をご寄贈していただいております。化粧廻し、明荷、錦絵、力士の作品などさまざなな分野におよびますが、どれも相撲の歴史と文化を伝えるたいへん貴重なものばかりです。
 博物館には、資料を展示、調査研究などに有効活用し、後世に伝える義務があります。当館では劣化を防ぐため、適時に資料の修復作業も行っております。
 今回は、おもに平成16年(2004)以降に収蔵および修復した資料73点をご紹介いたします。資料をご寄贈いただいた皆様には、厚くお礼申し上げます。

地方場所展

展示期間 平成18年(2006)8月22日(火)~10月20日(金)

地方場所展

 大相撲の本場所は年6回行われています。そのうち1月・5月・9月は東京の両国国技館が会場ですが、残りの3場所は3月に大阪、7月に名古屋、11月に九州(福岡)で開催しています。これらを総称して地方場所といいます。地方場所が大相撲の普及に果たした役割は大きく、今ではそれぞれ各地の風物詩といわれるほど定着しています。
 今年は九州、来年は名古屋で本場所が開催されるようになってから50年目を迎えます。今回一足早く、地方場所の足跡について、昭和30年代の様子や取組の写真を交えながらご紹介いたします。

相撲の基礎知識展

展示期間 平成18年(2006)6月20日(火)~8月18日(金)

相撲の基礎知識展

 テレビやラジオで相撲を楽しんでいると「おっつける」、「かいなを返す」など、相撲界独特の用語を耳にします。なかにはよく耳にするにもかかわらず、意味がわかりにくいものも少なくありません。土俵にも「剣が峰(けんがみね)」、「二字口(にじぐち)」など、各所に名称があります。また力士は「蹲踞(そんきょ)」、「塵浄水(ちりちょうず)」などの所作を行ってから取組にのぞみます。
 今回はルールや力士の所作、土俵など、相撲の基礎について、日本相撲協会が定めた「公認相撲規則」も参照しながら写真や映像を中心にご紹介いたします。本展が相撲観戦の一助となれば幸いです。

館蔵屏風絵展

展示期間 平成18年(2006)4月18日(火)~6月16日(金)

館蔵屏風絵展

 屏風は、もともと風をさえぎり、間仕切りをしたり、人目を避けるためのものですが、また室内の装飾としても用いられています。中国が発祥の屏風は、日本でも絵を伴って発展し、屏風絵という絵画史の一分野が形成されています。
 江戸時代に入ると民間にも広く普及し、折りたたみが可能な調度として、美術的価値と実用性の両面から親しまれるようになります。山水、人物、花鳥など、さまざまなものが描かれ、相撲もまた画題のひとつでした。
 今回は、相撲博物館が所蔵する屏風絵をご紹介いたします。屏風に描かれた力士や相撲場の風景をお楽しみいただければ幸いです。
 また両国橋や両国の風景、力士が描かれた錦絵もあわせてご紹介しております。

行司の装束・軍配展

展示期間 平成18年(2006)2月21日(火)~4月15日(土)

行司の装束・軍配展

 「行司は、両力士が土俵に上ってから競技を終えて土俵を下りるまで、その進行に関して一切の主導的立場にある。即ち、競技の進行および勝負の判定を決するものである。」と審判規則に規定されています。凛とした声と機敏な所作で取組を裁く行司は、大相撲に欠かせない存在です。
 この度、「行司の装束・軍配展」を開催いたします。近年活躍した行司が実際に着用した装束や使用した軍配、印籠などをはじめ、行司による書を展示いたします。この機会に、大相撲を支えている行司にご注目いただけましたら幸いに存じます。

公益財団法人日本相撲協会80周年記念展

展示期間 平成17年(2005)12月20日(火)~平成18年(2006)2月17日(金)

公益財団法人日本相撲協会80周年記念展

 平成17年(2005)に公益財団法人日本相撲協会は設立から八十周年を迎えました。大正14年(1925)12月28日、文部大臣より財団法人設立の認可を受けて誕生いたしました。設立の前後には、摂政宮賜盃(現在の天皇賜盃)の作製や東京相撲と大阪相撲の合併をはじめ、さまざまなできごとがありました。
 現在の大相撲の基礎となったこれらのできごとを、初公開の資料を含む162点によりご紹介いたします。

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