日本相撲協会

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過去の展示 - 平成31年・令和元年

横綱の系譜 ―若乃花(初代)、隆の里、そして稀勢の里―

展示期間 令和元年(2019)8月19日(月)~9月27日(金)

横綱の系譜

 72代横綱・稀勢の里の師匠は59代横綱・隆の里、その師匠が45代横綱・若乃花(初代)にあたります。
 平成29年(2017)一月場所で初優勝し、横綱に昇進した稀勢の里。明治神宮で行われた横綱推挙式では、若乃花(初代)が使用した化粧廻しを締めて横綱土俵入りを奉納しました。また、土俵入りの型は若乃花(初代)と同じ雲龍型で、若乃花(初代)に対する特別な思いが感じられます。
 いよいよ稀勢の里の断髪式が九月場所後に行われ、改めて力士生活を終えます。今回は稀勢の里につながる横綱の系譜として、若乃花(初代)、隆の里の3横綱に注目します。人気を誇ったそれぞれの時代に思いをはせていただければ幸いです。

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第8回 新収資料展

展示期間 令和元年(2019)6月18日(火)~8月8日(木)

第8回 新収資料展

 当館では、毎年多くの皆様から相撲に関する資料をご寄贈いただいております。力士の化粧廻しや作品、写真、行司の装束をはじめ、いずれも相撲の歴史・文化を伝える貴重なものばかりです。今回は平成29年から令和元年5月までに収蔵した資料を初公開いたします。
 激しい勝負の世界だけではない大相撲の歴史・伝統・美の側面を感じながら、この機会にごゆっくりとご覧いただければ幸いです。末筆ではございますが、ご寄贈いただいたみなさまには、この場を借りまして厚くお礼申し上げます。

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特別展 七十二代横綱稀勢の里

展示期間 平成31年(2019)4月23日(火)~令和元年(2019)6月14日(金)

特別展 七十二代横綱稀勢の里

 平成31年一月場所4日目、72代横綱稀勢の里は引退を表明しました。横綱在位は2年と短い期間ではありましたが、17年の土俵人生は多くの人びとに感動を与え、今なお人気は衰えていません。
 本名・萩原寛。昭和61年(1986)7月3日、茨城県牛久市の出身。もともと相撲が好きで見ていたといい、平成14年(2002)3月、横綱・隆の里が師匠を務める鳴戸部屋の門をたたきました。本名「萩原」で初土俵を踏んで瞬く間に出世を遂げ、平成16年十一月場所に18歳3ヶ月で新入幕を果たして「稀勢の里」と改名。その後は日本出身横綱候補として期待を一身に背負い、平成29年一月場所に初優勝して、ついに横綱昇進を果たしました。
 今回の展示では、特別に稀勢の里本人からお借りしたさまざまな品をご紹介いたします。ごく最近まで使用していた化粧廻しや締込など、まだまだ現役の香りの残る品々を間近でご覧いただければ幸いです。

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大阪と相撲

展示期間 平成31年(2019)2月19日(火)~4月19日(金)

大阪と相撲

 大相撲三月場所は大阪に春を告げる風物詩としてよく知られています。現在のような3月の本場所が開始されたのは昭和28年(1953)ですが、大阪と相撲には長い歴史があることをご存じでしょうか。江戸時代から昭和2年(1927)に東京相撲と合併するまでは大阪相撲という集団があり、関西を中心に大変な人気でした。そして歴代横綱に数えられていない独自の「横綱」も活躍しています。
 今回は大阪相撲や戦後の三月場所の様子、大阪出身の力士を、錦絵や番付、化粧廻しを中心にご紹介いたします。3月10日からの大相撲三月場所とともにお楽しみ下さい。

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江戸時代後期の大相撲 ~阿武松から陣幕まで~

展示期間 平成31年(2019)1月4日(金)~2月15日(金)

江戸時代後期の大相撲

 相撲博物館では昨年、「大相撲の幕開け」「雷電為右衛門と寛政の大相撲」と題した展覧会で、江戸時代中期の大相撲をご紹介してまいりました。今回は、これらに続く幕末までの様相を探ります。
 江戸時代後期、江戸を中心に町人文化が花開くなか、大相撲には多くの観客が詰めかけ、絵師たちも競って力士を描きました。横綱の阿武松緑之助(おうのまつみどりのすけ)や稲妻雷五郎(いなづまらいごろう)、陣幕久五郎(じんまくきゅうごろう)をはじめとする力士たちは、歌舞伎役者と並んで江戸のスターだったと言えるでしょう。錦絵からは力士の風貌だけでなく、相撲場や観客の姿もうかがえます。江戸の庶民が熱狂した大相撲の世界を是非、ご堪能下さい。

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